W.K

読んだ本から、読書におすすめの本を紹介し、レビューなどを書きます!

書評

何のために生きればいいのかわからない人へ

投稿日:2019年6月6日 更新日:

 

 

みなさんこんにちは、この記事を書いているW.Kと申します。

今回は本を紹介したいと思います。

意外とたくさんの人がこんなことに悩んでいることを知りました。

自分は何のために生きているのか、こんなことをしている自分の人生に意味があるのか?

なぜこんなことを書こうと思ったかというとこのような議論があったからです。

サイトは載せませんが概要は以下のような感じです。

  1. 自分はアフリカや東南アジアのようなところに住む貧しい人に比べて必死に生きていない。
  2. 自分が生きられる時間は地球の歴史の中のほんのわずかな時間しかない
  3. 自分は二酸化炭素を排出しているだけだ

よって、自分は必死に来ている人の迷惑であり、生きなくてもいいのではないかと思う。

(※決して自殺したいといっているわけではないので勘違いしないようにご注意ください)

この議論をみて皆さんはどう思いましたか?

私の初見の感想はこうです。

じゃあ、必死になって生きればいいのではないか?

正直、上の議論は感情論でしかないと思います。

1について必死かどうかはその人の問題であり、必死に見えるからといってその人が必死に生きているとは限らない。

3についてはそれは全人類共通のことでありこれも個人に当てはめることではない。

このような議論は何も生み出さないと思いますし、気分を悪くするだけだと思いますが、

自分の人生、生き方、これからについて不安をもっているひとがたくさんいるのも事実です。

長々と書きましたが今回はこのような悩みを解決する本の一つを紹介します。

それはトルストイの『人生論』です。

若い頃のトルストイ(ネットから拾ってきました)

トルストイというと知っている人はひげもじゃの姿を思い浮かべるかもしれませんが、知らない人のためにできるだけイケメンな写真を持ってきました。

気になる方はWikipediaをご覧ください。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%95%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A4(Wikipedia)

トルストイは今から150年ほど前のロシアに生まれた人です。

『人生論』以外にも多くの本を執筆し19世紀ロシアを代表する文豪として知られています。

古い本なので、読みにくさもありますが、考え方が変わる可能性があるので読む価値はあると私は信じています。

ロシアはロシア正教といわれるキリスト教の一派でキリスト教的な考え方が色濃く感じられますが、学べることは多いです。

では、本を紹介していきましょう。

 

1.本の紹介

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まずはコスパを紹介します。

私が購入した角川文庫の『人生論』は巻末の解説も含めたページ数が約300ページ、で価格は400円です。

つまり1ページ0.7円くらいです。

これで過去の文豪の頭の中がのぞけるとしたらお得すぎると思います。

しかも人生の見方が良い方向へ変わる可能性もあります。

読み切った時間ですが私の場合3日くらいでした。

 

本の内容の紹介

おおざっぱな本の内容を紹介します。

まずこの本は私たちは何のために生きていて、それを達成するためにどのような努力が行われているかから始まります。

その次に、幸せになるために人は生き、そのために人生があるとしたうえでどのようにすればそれが達成できるかを考えていきます。

このような抽象的な概念は説明するのが非常に難しいですが、的確に分かりやすいたとえ話を交えながら書いていくところが文豪といわれる所以なのかと思わされますし、説得方法という点でも勉強になります。

ではそのなかなかうまい例えをしているなと思ったところを具体的に紹介していきます。

 

2.『人生論』のよかったところ

① 理解しあえない人にたいして

目の見えるものは自分の目の前にあるものを、目で見て、理解し判断するけれど、盲人は自分の前を杖で探って、杖に手ごたえのあったもの以外は、なにもないと断言しがちなものである。

人生論

私たちはしばしば思い込みによって間違いをおかしたり、自分の意見が正しいと思い込んで他人の意見を聞かないということがあります。

それをうまく表現したのが上の文章です。

簡単なことですが、盲人と目の見える人が見ている世界は明らかに別物です。

自分が正しいと思っている世界でも実は違ったということが身近にあるかもしれません。

いつでも自分は盲人になっていないかと自問することが大切だと気付かしてくれる、そんな文章です。

 

②現代の科学について

「どんな水車も水がなければ粉をひけない。したがって、水車を知るには、どうやって水を引いたらいいか知らなければならない。水の働く力を、水の流れ方を知らなければならない、だから、水車を知るには川を知らなければならない。」

人生論

人生論の初めの導入は水車を使った粉ひきの男の例えから始まります。

この粉ひきは考えます。

どのようにしたらもっとうまく粉をひくことができるだろう。

そう思って色々試行錯誤した結果、上に書いたような理論の下で水の研究を出したという話です。

理論的に反論するのは難しいですが皆さんもこの粉ひきの行動には間違いを感じるのではないでしょうか。

トルストイは現代の科学についてもこれと同じことが言えるのではないかと考察しています。

 

3. まとめ

今回は人生に悩んでいる人にかなりおすすめの本を紹介しました。

上で紹介した話以外にももっと面白いたとえ話がたくさんありますし、過去の本とは思えないような新しい発見もできるでしょう。

人生や幸せというようなことは大昔それも紀元前から考えられていることであり、今一人で悩んでいても答えがすぐに見つかるということはほとんどないと思います。

一人で悩んで、答えが見つからない人、答えが見つかったと持っている人も、より良い考え方を発見していくためには他人の意見を参考にすることは大切です。

そのためにトルストイを紹介してみました。

常にこのように自問自答してみましょう。

「自分は盲人になっているのではないか?」

と・・・

 

今回は以上です。

読んでくださってありがとうございました。

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